2017-12-06 第195回国会 参議院 憲法審査会 第1号
衆議院の小選挙区比例並立制の下では、衆議院議員の選挙区が非常に狭く、議員は視野が狭くならざるを得ません。参議院の選挙区議員は都道府県の有権者から選ばれる、比例区は日本全国から選出される、したがって、広い視野に立つ参議院議員の役割と責任はますます大きくなってきております。それにふさわしい権限と役割を参議院に与えるべきだと思います。 以上です。
衆議院の小選挙区比例並立制の下では、衆議院議員の選挙区が非常に狭く、議員は視野が狭くならざるを得ません。参議院の選挙区議員は都道府県の有権者から選ばれる、比例区は日本全国から選出される、したがって、広い視野に立つ参議院議員の役割と責任はますます大きくなってきております。それにふさわしい権限と役割を参議院に与えるべきだと思います。 以上です。
それは、細川内閣が提案した小選挙区比例並立制が、衆議院は通りましたが参議院では否決された。そして、衆参両院の両院協議会が調わず、廃案にされました。そして、残念なことに、それこそ私は残念なことに、当時、土井議長があっせんで、細川総理と自民党河野総裁の間でいわゆる総理・総裁協議といいますか合意というのが行われて、一夜にして国会の正式の結論をひっくり返し、今の制度を誕生させました。
十八年前、政治改革と称して、現行の小選挙区比例並立制がつくられました。そのもとで五回の総選挙が行われました。この結果、余りにも弊害が大きい、この制度を続けてよいのかという問題を多くの党が提起していることが最大の焦点であります。導入以来十八年にして、選挙制度そのものの改革が広く議論されるようになった。これは初めてのことであって、極めて重要なことだと思います。
私は、今の小選挙区比例並立制というものを二十年前に一生懸命につくった一人ではあります。しかし、そういったさまざまな提案についても胸襟を開いて議論をしていく。次の選挙に間に合うかどうかというと、これは非常に難しいと思いますが、しかし、もう少し中長期的な視点で議論していくということは、これは一つ大事なことではないかというふうに思いますが、総理のお考えを聞かせていただきたいと思います。
ですから、あの小選挙区制、比例並立制というのは、本当にどういいましょうか、一院制に近づいた私は制度ではないかなと思って残念に思っておるんでございますが。 そういうようなこともございますから、選挙制度というのを、二院制堅持のためにはやっぱり私はまた変えていかなければならない、今の似通った制度では国民の皆さんの理解を得ることはできないんじゃないかと、そんなことを考えております。 以上です。
もともと私は、我が国の小選挙区比例並立制が行われたときに、ドイツ型の併用制が本当は一番民意を反映するのじゃないか、そのかわり小党が分立する可能性は大いにある、あるけれども、それを一方で持ちながら、反面、参議院は新たな改革をということを言っておったんです。
○若松副大臣 ちょっと記憶が間違っていればお許しいただきたいんですが、平成六年ごろでしょうか、ちょうど、いわゆる現在の小選挙区比例並立制ですね、この合意に、たしか細川総理と、あと河野総裁ですかの大変歴史的な署名がありました。いわゆる議論に議論を尽くして、大変な大もめの中で、最終的にそういう形の合意を得て、今回の現在の選挙制度に至っている。
○国務大臣(森喜朗君) 衆議院もこういう比例並立制というものになって、これまでの参議院の選挙の仕組みとそう変わらなくなってしまったと。
衆参の定数是正、衆議院の小選挙区比例並立制、参議院全国区制を拘束名簿式比例代表制に変える問題、選挙の公営化、政治資金規正法の強化など、数々の改革に関与してまいりました。 今振り返ってまいりますと、今回の非拘束名簿への改正は、来年七月の参議院選挙を控え、拉致三国発見説、中川スキャンダル、KSDと、三点セットに支持率が低下を続けております森内閣を支える与党三党の断末魔のあがきとしか私には見えません。
ですから、衆議院選挙に限っていえば、先ほど申し上げたように、小選挙区制と比例並立制という仕組みについての矛盾というものはやっぱりあると思いますけれども、これは先ほど申し上げたように、個人中心の選挙から政党選挙に改めようという当時の一番大きなやはりねらいがあったわけであります。
○森内閣総理大臣 今のこの小選挙区制、比例並立制というのは、将来においてやはり二大政党制というものを求める、そういう理想に燃えて長い間議論がありましたけれども、そういう理想に燃えてこの制度というものを取り入れた。これは我々与党だけではなくて、野党の皆さんも、これまで連立で与野党いろいろと入れかわりもいたしましたけれども、そういう経過をたどってきたものだと思います。
○衆議院議員(鈴木宗男君) 今の小選挙区の比例並立制は、これは平成八年の選挙からスタートしたわけですけれども、やはり百点満点でない面があると思います。そういった意味では、是正するものは是正していくと。特に国民世論等から厳しく指摘を受けたもの、批判を受けたものについては、やはり立法府である国会の場においてきちっと私は改正されていく、これが必要でないかなと、こう思っております。
恐らく、今の衆議院の、私のこれは持論なんですけれども、比例並立制というこの形をとっている限りなかなか過半数をとるということは難しい。
私ども、中選挙区制度から五年前に小選挙区制度に切りかえたわけでありますが、この間、私ども膨大な作業をいたしまして、中選挙区制よりも小選挙区制を基本とする小選挙区比例並立制に切りかえたという厳粛なる事実があると思います。
○衛藤(征)議員 五十の削減につきましては、比例区十一ブロックそれぞれ若干の数を減らすわけでありまして、特定のブロックを特定の数だけ減らすというわけではなくて、満遍なく平均的にヘア方式をもって減らす、こういうことでございますから、私は、小選挙区比例並立制の制度そのものの根幹は損なわれない、このように思っております。
だから、このままでもいいと思いますけれども、でき得れば、やはり民意の反映ということをもう少し重視したというか、決定的に比例並立制とは違いますが、小選挙区比例代表併用制の方を志向すべきではないかというふうに考えております。 以上です。
○野中国務大臣 委員、もう釈迦に説法でございますけれども、委員が今仰せのような話は午前中にも穂積委員からも御質問がございましたけれども、小選挙区比例並立制を選択するかどうかというときに議論があったことでございまして、小選挙区比例並立制を選択して、審議会の設置を決めまして、そして、審議会の答申結果はこの尊重義務を課しておるわけでございますので、私どもは、審議会の勧告に基づきまして、それを尊重して国会に
率直に申し上げまして、選挙制度には百点満点はないと言われますけれども、小選挙区比例並立制かつ重複立候補制を認める制度の導入が果たしてベターな選択であったかどうか、私自身個人的にはいま一つ自信の持てない面もございます。
その議論があった結論として、小選挙区比例並立制というものが採用されて、そして今日の提案になっておるというふうに私は考えておりますから、したがって小選挙区そのものを否定して社会党は変わってきたわけじゃありませんからね。
そういう経緯を踏まえた上で何が一番大事かといえば、やはり政治家全体がしっかり政治倫理を確立することだというように思いまするし、同時に、政治倫理が確立された上で選挙制度のあり方等々をどう改革する必要があるかというので、小選挙区という課題も出てきて、そして併用制とか連用制とかあるいは並立制とかいろいろな意見もございましたけれども、最終的に与野党の合意を得て、そして小選挙区比例並立制で成案を得て、この国会
○羽田内閣総理大臣 小選挙区比例並立制は、政権の選択についての国民の意思が明確な形で示されるという特性を有する小選挙区制と、多様な民意というものを国政に反映をするところの比例代表制、これを並立させて、それぞれの制度の持つ特性というものを相互補完的に引き出していこうという考え方に立脚したものでございます。政策本位、政党本位の選挙を実現するために、私は適当な制度であろうというふうに考えております。
まあ、次の選挙は小選挙区比例並立制の選挙になりましょう。絶好のチャンスでもあります。 私は、かねてからこのように考えておりました。地方に行革をお願いする。国もやらなきゃならない。外郭団体もやらなきゃいけない。そのためには我々がみずから範を垂れる、そうでなければ絶対にできない、このように思ってまいりました。私も、かつて若いときに町の町長をやったことがあります。そのようなことをいたしました。